コロナ流行中の今こそ映画に学べ！ウイルス感染を扱ったおすすめ映画5選！

現在、中国武漢での肺炎の流行をキッカケに世界各地で感染が拡大している新型コロナウイルス（COVID-19）。日本でも全国学校閉鎖と発表されてかなり話題になっていますよね。週末に外出するのも控えて自宅で過ごす方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はコロナ流行中の今だからこそ映画に学ぼう！ウイルス感染状況下において我々人間はどんな行動を取ればいいのか？そんなことを学べる、ウイルス感染を扱ったおすすめの映画をご紹介します。

ウイルス感染を扱ったおすすめ映画5選

『コンテイジョン』 (2011) 

感染を扱ったパンデミック系の映画は、現実離れしたオーバーな表現が多いですが、『コンテイジョン』はリアリティーがあり、まずおすすめしたい映画です！

マッド・デイモン、マリオン・コティヤール、ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレット他豪華俳優陣が集結し、地球規模で新種のウィルスが感染拡大していく恐怖を描いたサスペンス映画。香港で、接触感染により数日で命を落とすという強力な新種ウィルスが発生。感染は瞬く間に世界中に拡大していく。見えないウィルスの脅威に人々はパニックに襲われ、その恐怖の中で生き残るための道を探っていく…。

まるで今この新型コロナの状況を予想していたかのような内容ですよね（苦笑）この映画には陰謀論をまき散らすブロガーがたくさん登場し、根拠のない噂やデマがインターネットで拡散されたり….。映画と言えど今の状況に通じる部分がたくさんありますよね。コロナウィルスの今だからこそ、まず見てほしい作品です。

『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2017) 

次におすすめしたいのが、2017年に日本でも大ヒットした韓国映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』です！パニックエンタメ映画としても楽しめるのですが、実はかなりリアリティもあり深い作品です。

ソウルとプサンを結ぶ高速鉄道の中で突如として発生した、謎のウィルスの感染拡大によって引き起こされる恐怖と混沌を描いた韓国製サバイバルパニックアクション。妻と別居中でソウルで働くソグ（コン・ユ）は、幼いひとり娘を妻が住む釜山まで送り届けることに。ソウルを出発してプサンに向かう高速鉄道KTXに乗車した2人だったが、直前にソウル駅周辺で不審な騒ぎが起こっていた。そして2人の乗ったKTX101号にも、謎のウィルスに感染したひとりの女が乗車する…。

高速鉄道という閉鎖された空間で、乗客を守ろうとする駅員、他人を切り捨て自分だけが生き残ろうとするもの、妊娠中の妻を命がけで守るもの、愛する子供を守るもの、目の前で友人が感染していく姿を見るもの。

自分がこの状況下に置かれたら果たしてどう行動するのか？エンタメ映画でありながら考えさせられる映画です。

『FLU 運命の36時間』 (2013)

次に紹介する作品も韓国から！『僕の彼女を紹介します』『IRIS アイリス』のチャン・ヒョク主演の『FLU 運命の36時間』という作品です。韓国はすぐ隣に北朝鮮があるため、こういったウイルス兵器ものやパニック映画がよりリアルに捉えることができ完成度が高い印象があります。

ある日、36時間で感染者を死に至らせる鳥インフルエンザの変種ウイルスが拡散され、町が封鎖される。住民たちは感染の恐怖に震えていた。正義感あふれる救急隊員のジグ（チャン・ヒョク）は、愛する人の娘ミルを守るため、たった1人で町に取り残された人々を救おうと立ち上がる。しかし、地球規模の感染拡大を恐れたアメリカ軍が、ミサイルで町をまるごと消滅させようと動き出していた…。

本作は災害映画なので『新感染ファイナル・エクスプレス』よりエンタメ性には欠けますが、アメリカ軍が絡んできたりとまた違う展開があるので面白いです。これも韓国と北朝鮮の関係、そして韓国とアメリカの関係が絡んでくるのでリアルで見応えがあります。

『アウトブレイク』 (1995)

次にご紹介するのが、1995年公開の『アウトブレイク』です！ダスティン・ホフマン、レネ・ルッソ、モーガン・フリーマンら豪華キャストにより、エボラ出血熱の事件をモチーフにしたパニック・サスペンス映画です。

1967年、アフリカのモターバ川流域の小さな村で、原因不明の出血熱が流行。伝染病の研究をしている科学者サム（ダスティン・ホフマン）は村人が出血熱で次々と議性になっている現場を見るが、帰国後アメリカ・カリフォルニアのある町で同じような伝染病が発生。警報発令するべきだと訴えます。やがて調査の結果、アフリカから密輸された一匹のサルが感染経路だと分かるが…。ウィルスによって壊滅状態になった人々を助ける事は出来るのか、また軍事の最終手段とは？

日本でも神戸大学医学研究科感染症内科の岩田健太郎さんによるウイルスへの見解動画が話題になっていますよね。本作は、そんなウイルス研究者の目線で描いた作品です。

『感染列島』(2009) 

最後にご紹介するのが、妻夫木聡主演、新型感染症に立ち向かう人々を描いたリアル・サスペンス映画『感染列島』です。

いずみ野市立病院の救命救急医・松岡剛（妻夫木聡）のもとに、一人の急患が運び込まれてくる。その患者は高熱に痙攣、吐血を催し、全身感染ともいえる多臓器不全に冒されていた。新型のインフルエンザなのか？それとも別の新種のウイルスなのか？あらゆるワクチンも効果がなく、結局患者は死亡してしまう。そんな中、WHOからメディカルオフィサーの小林栄子（檀れい）が派遣される。そして、このウイルスが国内で感染爆発してしまったら、わずか半年で感染者は数千万にものぼるという恐るべき事態が予想される…。

本作では、ウイルスの発症元は日本。その時、日本はどう対応するのか？ウイルス患者を診る救急医の目線で描かれた作品です。

まとめ

以上、コロナ流行中の今こそ映画に学べ！ウイルス感染を扱ったおすすめ映画5選をご紹介いたしました。

たかが映画、されど映画。映画から学ぶものって意外と沢山ありますし、自分だったらどうするか？と考えるキッカケにもなります。

この状況が落ち着くまでは、家で映画鑑賞して過ごすのもいいですね！