若き踊り子と売れない作家のラブストーリーを描いた名作映画『ムーラン・ルージュ(2001年公開)』
主演のニコール・キッドマンとユアン・マクレガーがビートルズやエルトン・ジョンなどの名曲を華麗に歌いこなして話題のミュージカル映画。
そんな映画の舞台は、1899年、夜の世界に煌びやかに輝くナイトクラブ「ムーランルージュ」です。
フランスのパリ市内、モンマルトルにあるナイトクラブで、フランス語で「赤い風車」という意味。
そんな映画の世界を体感すべく、パリに行ってきました!
本記事では、料金・アクセス・営業時間などの基本情報、そして「ムーランルージュ」の魅力についてご紹介します。
「ムーランルージュ」の基本情報
赤い風車の外観が目印のナイトクラブ、「ムーランルージュ」
パリ市内のモンマルトル地区にある1889年から営業している老舗ナイトショーです。
ロングスカート、ペチコート、黒ストッキングを着用したダンサーが一列に並んで踊るムーランルージュ伝統のダンス ”フレンチカンカン”は必見です。
そんな「ムーランルージュ」に行く前にチェックしておきたい基本情報をご紹介します。
1.料金
まず、気になるのが料金ですよね。
日付や時間帯によって異なりますが、1人あたり約1,5~3万円ほどでチケットを購入できます。
ショーの種類と料金は以下の通り。
ディナーショー | 24,000円~31,200円 |
ドリンクショー※ | 14,500円~16,900円 |
ランチショー | 15,000円~22,700円 |
イベントショー(クリスマスなど) | 29,900円~31,200円 |
※ドリンクショーはシャンパンのみで、食事は付きません。
月~木・日だと安くなり、金・土だと値段が上がります。
決して安い額ではありませんがパリの歴史的なナイトクラブを2時間楽しめると思えばアリなと思います。
日本の舞台やコンサートでも1万円近くかかるのでそれと比較しても妥当な値段ではないでしょうか。ちなみに、私は貧乏旅行中だったので一番安いドリンクショーにしました(泣)
料金は変動したり、さらに時間帯によってコースが分かれるので、詳しくは公式サイトを確認してください。
2.チケット購入方法
ムーランルージュに行くなら、事前予約をしておきましょう!!
当日券もありますが、日によっては満席、さらにフランス語で対応しなければいけないので、事前予約の方が安心で確実です。
ムーランルージュの日本公式サイトがありますので、そこから予約ができます。
電話やファックスも対応可でしたが、私はインターネットから予約しました。
申し込み方法は簡単で、こちらのフォームに入力するだけ。
希望のコースを選んで、クレジットカード情報などを入力して購入完了!
後日、チケットが指定した住所に届きます。
3.アクセス方法
「ムーランルージュ」は、パリ18K区のモンマルトル地区に位置します。
電車でアクセスするなら、2号線 Blanche(ブランシュ)駅で降りてすぐのところにあります。
観光客が常に外観前で記念写真を撮っているので、それを目印に(笑)
また、モンマルトル地区には、映画『アメリ』のロケ地もあるので、映画好きならモンマルトル地区にそのまま宿泊することをおすすめします。
23時開始のディナーショーは、深夜1時に終わるので夜は少し危険です。
モンマルトル地区なら歩いてすぐに帰れるので楽で安心です。
私もパリ滞在時はモンマルトルに泊まっていました。
4.服装について
気を付けておきたいのが服装です!
「ムーランルージュ」は高級なナイトクラブなので、服装によっては入場NGです!
下記に好ましい服装とNGな服装をまとめたので、事前に確認しておきましょう。
エレガントでゴージャスな服装でオシャレしていけば、さらに映画『ムーラン・ルージュ』の世界を存分に味わえますよ~。ちなみに私は黒のワンピースとパンプスで参戦しました。
好ましい女性の服装 | ワンピース スカート |
好ましい男性の服装 | ジャケット ネクタイ スーツ |
避けておきたい服装 | ショート / ハーフパンツ Tシャツ ジーンズ デニム系 スニーカー スーツケース / リュック |
5.営業時間などの情報一覧
原題名 | Moulin Rouge |
住所 | 82 Boulevard de Clichy 75018 Paris |
電話番号 | 01 53 09 82 82 |
アクセス | メトロ2号線 Blanche(ブランシュ)駅から徒歩約1分 |
営業時間 | 無休(貸切日を除く) |
料金 | こちらを確認 |
外部リンク | 公式サイト(フランス語 / 英語) 公式サイト(日本語) |
「ムーランルージュ」の3つの魅力
次に、実際に行ってみて感じた「ムーランルージュ」3つの魅力をご紹介します!
1.華やかな館内が、映画の世界そのまま!
最初の魅力の1つは、その超華やかな館内です!!
ムーランルージュの中に入ると、真っ赤な壁に、真っ赤なカーテン、そして真っ赤な照明!
その光景は、まさに映画『ムーラン・ルージュ』の世界のよう…!
タキシードを着たイケメンのスタッフが赤いライトがついたテーブルに案内してくれます。
シャンパンが出され、ショーがはじまるまでしばらく待ちます。
コースメニューを頼んでいる人たちは、この時間で食事をするようです。
照明が暗くなると、ショー開始の合図です。
2.興奮すること間違いなしの華麗なダンス・マジックショー!
ど派手だけどどこかノスタルジックな衣装の踊り子さん、そのパフォーマンスはまさにエンタメショー!後ろに並んで踊っているのがムーランルージュ名物の「フレンチカンカン」ですね。
本当にかっこよかったです。
女性だけかと思いきや、男性のダンサーも沢山いました。
写真撮影がNGなので「ムーランルージュ」公式のInstagramから写真を拝借します!
個人的にちょっと残念だったのは、映画で使用されている音楽は一切使用されていなかったことです。映画はあくまで”ムーランルージュを舞台”にしているだけなので、パフォーマンスの内容とは関係がないようです。
3.高級な大人な時間を楽しめる
「ムーランルージュ」の魅力の最後の1つが、大人の時間を楽しむことができること。
客層はもちろんバラバラですが、やはり40-50代くらいの人が多かったです。
ばっちりドレスコードして、シャンパンを片手にパリのゴージャスな夜を楽しむことができます。
大学を卒業したばかり+貧乏旅行中だった私にとって緊張ばかりでしたが…(笑)
是非、日本では味わえない大人の世界を味わってみてくださいね
「ムーランルージュ」に行ってみての感想
人生に一度は行きたかった念願の場所!いい思い出になった
「ムーランルージュ」は人生で絶対に行きたいスポットの1つだったので、実際に行ったときはとても感動しました!そして踊り子さんたちのパフォーマンスにただただ圧倒…
しかし、ただでさえ物価が高いフランス。
貧乏旅行中だったのもありますが、やっぱり値段が高いのが気になりました。
しかも、お酒も得意ではないので、シャンパンは一口だけ飲んで、あとはお水という悲しさ(泣)
次行くならもっと予算に余裕がある時に行きたいなと思います。
ただ、大好きな映画『ムーラン・ルージュ』の世界を味わえたので後悔は一切なし!
とても良い思い出になりました。
注意事項
最後に、「ムーランルージュ」へ行く際の注意事項をまとめます。
- ドレスコードあり!服装には気を付けて!
- ディナーショーの帰り道には注意!深夜帯は治安は良くない
- ショーの最中は撮影NG!
23時開始のディナーショーだと、終了するのは深夜1時です。
しかもムーランルージュ周辺にはアダルトショップやストリップシアターが立ち並ぶ通りがあるので、治安も良くありません。女性一人で行動するのはやめておきましょうね!
私は常に友達と行動していました。
まとめ
今回は、
- 映画の舞台「ムーランルージュ」の基本情報
- 映画の舞台「ムーランルージュ」の3つの見どころ
- 「ムーランルージュ」に行ってみての感想
- 注意事項
についてご紹介しました!
魅惑のパリのナイトクラブ「ムーランルージュ」、是非みなさんも一度行ってみてくださいね!
コメント