香港の繁華街を外れたローカルな街・元朗(ユンロン)エリア。そこの住宅街にひっそりとある映画館が「元朗戯院」です。観光地ではない元朗(ユンロン)ですが、その地を愛する地元の人で毎日賑わっています。本記事では、そんな元朗(ユンロン)にある、ネオンが灯るレトロで可愛い映画館「元朗戯院」についてご紹介いたします。
香港レトロ映画館「元朗戲院」の基本情報
まず、香港の映画館「元朗戲院」の基本情報についてご紹介いたします。
アクセス方法
「元朗戲院」は香港MTR元朗(Yuen long)駅から徒歩10分ほどの所にあります。
香港は、九龍・香港島・新界の3つのエリアに大きく分けることができますが、元朗(Yuen long)はその新界の中にある街です。観光のメインスポットは九龍や香港島が多いので、ちょっと都心から離れたローカルエリアにある映画館と言えるでしょう。
と言っても、香港の九龍半島の中心地である尖沙咀(チムサーチョイ)から電車で40分ほどです。香港の感覚だと遠いですが、日本の感覚なら近いと感じる方も多いと思います。
料金
気になる料金は、以下の通り。
一般 | 70HKD(約900円) |
学生 / 子供 | 55HKD(約750円) |
シニア | 55HKD(約750円) |
+ 【サービス料】月〜金:6HKD(約80円)/ 土日・祝:8HKD(約110円)
ビックリしたのがチャージ料金があること…!
これは香港にある他の映画館でも見かけたことがないシステムだったので驚きました。
ただ、映画料金自体はチャージ料金含めたとしても香港の通常のシネコンと比較すると安い価格です。(だいたい100〜120HKDくらいはかかってしまうので、、)
チケット購入方法
元朗戲院はミニシアターですが、窓口購入・オンライン予約どちらも対応しています。
窓口購入の場合は、直接映画館の窓口で作品名と時間帯を伝えてチケットを購入します。
ちなみに最近は新型コロナウイルスが流行っているので、対策として受付でアルコール消毒と体温チェックをされました。
オンライン購入の場合は公式サイトから購入できます。
営業時間などの基本情報
名称 | 元朗戲院(Yuen Long Cinema) |
スクリーン数 | 3スクリーン |
住所 | G/F No. 8 Pau Cheung Square, Yuen Long. N.T. |
アクセス | MTR元朗駅から徒歩10分 |
電話番号 | +852 2476 2432 |
外部サイト | 公式サイト |
香港レトロ映画館「元朗戲院」のおすすめポイント
レトロ可愛い!映画館内の装飾がおしゃれ!謎の体重計まで(笑)
元朗戲院のおすすめポイントは何と言ってもレトロで可愛い館内の装飾!
レトロといっても古臭さは一切なく、リニューアルされていてトイレも含めて全てが清潔です。
映画館の入り口にある「Yuen Long Cinema」のネオンは夜になるとギラギラと光ってとってもカッコいい!隠れインスタ映えスポットです。
入場を待つロビーには、いくつかの映画ポスター絵画が展示されています。
特に印象深かったのは香港を代表する映画『燃えよドラゴン』のポスター絵画!
香港人から愛され続けている香港スター、ブルース・リーの代表作で日本でも有名ですよね。このように映画愛に溢れた内装は、映画ファンにとっては堪らないのではないでしょうか?
そして、香港映画館の謎文化 ”映画館に体重計”が元朗戲院にも(笑)
昔ながらの体重計なので一瞬何だか分かりませんでしたが、前回ご紹介した香港のミニシアター「宝石戲院」にも同様に体重計が設置されており、不思議に思っていました。
映画館に何で体重計があるのか?2HKD(約30円)で体重を測ることができるので、超安価ですが、誰一人として体重を測っている人は見かけませんでした(笑)
ちょっと勇気が必要ですよね。。
他のシネコンより料金が安くてお得!
元朗戲院のおすすめポイントは、チケット料金の安さ!
香港は映画館や日時によって料金が異なります。
高いところだと120香港ドル(約1600円)ほどかかるチケット料金ですが、元朗戯院だと70香港ドル(約900円)ほどで観ることができるので安くてお得です。
ロケーションが少し都心から離れており、スクリーンも小さいため、その分料金も安価に設定されているようです。
まとめ
今回は、
- 映画館「元朗戲院」の基本情報
- 映画館「元朗戲院」のおすすめポイント
についてご紹介しました!
個人的には、元朗戲院は東京の新宿武蔵野館のような雰囲気があってとってもリラックスできる空間でした。
皆さんも香港へ行く機会があれば是非寄ってみてくださいね。
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