世界一物価が高い国・スイス。水のペットボトルは500円近くもかかり、マクドナルドのセットでも1200円という驚愕の物価の高さ…!そんなスイスの映画館はどうなの?と疑問に思い、スイス・ジュネーブにある映画館に行ってきました(笑)本記事ではそんなスイスの料金や字幕、チケット購入方法などの映画館事情についてご紹介します。
スイスの映画館の基本情報
まずは、気になる料金や日本語字幕の情報など、スイスの映画館の基本的な情報についてご紹介します。
1.映画館のタイプ
歴史と現在が共存しているヨーロッパならではなのか、スイスには最新のシネコンから、伝統的な老舗ミニシアター、そして昔から続くポルノ映画館まで多種多様な映画館があります(笑)
代表的なシネコン・チェーンは、フランスの大手映画会社Pathe(パテ)が運営する映画館です。Pathe(パテ)は映画製作の会社としてよく知られているのでご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。映画のはじめにニワトリマークが出てきたら、それはPathe(パテ)の作品です!🐓
他にも、昔から続いている老舗映画館も!日本のミニシアターと違い、もはやオペラ座のようなクラシカルのような豪華仕様な映画館もありますよ。
2.料金
さて、気になる料金ですが、結論、めちゃくちゃ高いです!
映画館や日時によって価格は流動しますが、
通常の2D上映で一般料金19.5スイスフラン(約2200円)もします…!
日本のチケット料金1900円よりも高いですし、
タイやマレーシアの200~500円と比較したら高すぎますね…
さすが物価の高い国・スイス!映画チケット料金も恐るべし…!
3.吹替・字幕事情
他の国と少し変わっているのがスイスの吹替・字幕事情。
というのもスイスでは、たとえ英語圏の映画であってもほとんど吹替え上映です。
日本だと子供向けの映画の場合は、吹替上映を頻繁にやっていますが、
スイスの場合は作品に関係なく吹替上映をします。
しかも、スイスではエリアによって公用語が異なるため
観に行く映画館によって、フランス語・イタリア語・ドイツ語・ロマンシュ語と言語が変わります。
これもスイスの映画館ならではの面白いところ!
もちろん、数は少ないですが字幕上映もあるので事前にリサーチしておきましょう!
ちなみに、日本語字幕はまずありませんのでご注意ください!
スイスの映画館 3つの特徴
次に、スイスの映画館ならではの特徴をご紹介します!
1.映画チケット料金は世界トップクラスの高さ…!
スイスの映画館の第一の特徴は、やはりその値段の高さです!
値段は場所や時間帯によって異なるため、リサーチすれば安くチケットを購入できるかもしれませんが、それでも1800円くらいと日本と同じくらいの料金です。
ちなみに3DのIMAX上映だと、なんと28.5スイスフラン(約3200円)!笑
料金の部分だけみるとわざわざスイスで映画を観に行くのは気が引けちゃいますね…
2.日本よりも公開が早い!最新映画をいち早く観れる!
スイスの映画館の特徴であり、魅力の1つが、日本よりも公開が早いこと!
最新の映画をいち早くみることができるチャンスです!
私は大好きな映画「ピッチ・パーフェクト」の最新作をどうしても観たくて、旅行の際に観に行ってきました。当時、その映画はまだ日本公開すら決まっておらず、結局日本公開されたのは1年以上先でした…。
本当に日本遅すぎる…。
ただ、日本での公開が遅いだけでスイスだけではなく、タイ・マレーシア・香港・アメリカなど他の国ではスイス同様に公開が早いです。そのためスイスが特別に早い!というより日本が単純に遅すぎるだけです。
3.マナーは期待せずに… 自由過ぎる?スマホやおしゃべりは当たり前
スイスの映画館には2回しか行ったことがありませんので、たまたまだったのかもしれませんが、マナーは悪いという印象を受けました。
そもそも海外の映画館は基本的マナーは悪いので(日本が厳しすぎる?)仕方のないことですが、前の座席に足をかけて鑑賞している人が多くてビックリしました!
これは中国を含めて他の国では観たことがなかったのでさすがに驚き(笑)
他にも友達と話したり、スマホをチェックしたりと、なかなか自由です(笑)
もはや ”これが1つの文化”と割り切ってしまった方が気楽に観れるかも!
スイスの映画館で映画を観る方法
次に、実際にスイスの映画館に行きたい!という方に向けて、
具体的な映画チケット購入までの方法についてご説明します!
大まかな流れはこんな感じ。
- 上映スケジュールを調べる
- 料金を確認する
- チケットを窓口で購入する
1. 上映スケジュールを調べる
まずは、映画の上映スケジュールを調べる方法について。
一番シンプルで簡単なのは、Googleの上映スケジュールで確認することです。
各映画会社の公式サイトを確認する方法もありますが、何の映画館がどこにあって、どの作品が何時にやっているのかバラバラ、お勧めしません。
一方でGoogleは簡単。
例えば、「ジュネーブ 映画 スケジュール」で検索するだけ。
下記の情報が一発で表示されます。
- 作品名
- 映画館
- スケジュール
- 距離
- 字幕 / 吹替え情報
気になる映画や映画館があれば、リンクをタップして詳細をチェックしましょう。
私はいつもこの方法で映画館のスケジュールを確認しています!
2. 料金を確認する
料金は劇場や日時によって異なるため、各映画館・時間ごとに確認する必要があります。
方法は超簡単!先ほどGoogleで検索し、青文字の時間の部分をタップすると各映画館の公式サイトに飛ぶことができます。
飛んだ先の映画館のページに金額が明記されているので、一発で確認することができますよ!
3. チケットを窓口で購入する
映画チケットを窓口で購入する方法についてご説明します。
スイスの映画館はモニターでチケットを購入するか、窓口でスタッフから直接チケットを購入することができます。しかし、まだ窓口購入の方がメジャーのようです。モニターを使っている人を見かけませんでした…。
使い方は日本と同様で、観たい作品を選択→時間選択→会計で終了です。
スイスの映画館 注意事項
最後に、スイスの映画館の注意事項3つをご案内します。
- 吹替え上映が多いので、購入前にしっかり確認しよう!
- 日本が厳しすぎるだけかも?上映マナーの悪さは多めにみよう(笑)
- 日本映画はあまり上映されません!
私がジュネーブで映画を観に行ったときは、ちょうどいい時間が吹替え上映しかなくて、次の日に帰国…というスケジュールだったので、仕方なくフランス語吹替で観に行きました(泣)
字幕事情は数が少なくて、ちょうどいい時間帯を見つけるのが少し難しいので前もって調べておきましょう。
まとめ
今回は、
- スイスの映画館の基本情報
- スイスの映画館 3つの特徴
- スイスの映画館で映画を観る方法
- 注意事項
についてご紹介しました!
是非、みなさんも一度体験してみてくださいね。
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